日本熱物性学会2007第1回役員報告

 

1.日 時:平成19127() 14151700

2.会 場:キャンパス・イノベーションセンター5Fリエゾンコーナー509(東京・田町)

3.主な内容:

1) 学生ベストプレゼン賞選考結果報告  佐藤活動委員長より,京都シンポジウムでの審査過程と採点結果について報告があった。今年はシンポジウムの会期中に表彰するようにしたいとの話があった。

2) 27回日本熱物性シンポジウム報告  牧野実行委員長から,京都シンポジウムの総括と会計報告がなされた。今回は熱測定討論会との実質的なJointができたこと,講演件数は129件,参加者236人,懇親会参加者125人,新設した国際セッションでは13件の講演がなされたこと,KSTPとの交流については十分配慮したことなどが述べられた。会計監査は12月に完了していることなどが報告された。最後に,京都シンポへの各位のご厚意に対してお礼の言葉が述べられた。

3) 覚え書の確認  荒木規約等整備担当から,覚え書の修正箇所について説明があった。会計業務委託先の名称が今年から合同会社鴎友と変わるので「<2>事務局」の当該箇所を修正する。その他,役員旅費の項などを一部訂正した覚え書を,荒木担当が次回まで整理することになった。

4) 平成18年活動報告・決算報告  高橋事務局担当から説明があった。第27期収支決算は監査中であるため,収支決算書については暫定的に承認戴きたいとのこと,明細書の訂正箇所,2月号会誌へ掲載する報告はダイジェスト版にして,収支決算書は監事の捺印のあるものを掲載する予定との話があった。異議無く承認された。

5) 平成19年活動計画案  牧野会長から次のような説明があった。研究会活動を活発化すべく,今年は新たに生活環境懇話会(仮称)をスタートさせたいとのこと。今年の理事会・役員会の年間スケジュールが示された。

6) 平成19年予算案  牧野会長から説明があり,予算は学会本来の活動へ投資すべきと考え事業費を増額したこと,研究分科会を是非活用して戴きたい,などが述べられた。高橋事務局担当から,繰越額がここ2年間多くなっているので,今年は100万円を特別会計へ繰り入れることが提案され,了承された。

7) 9期編集委員会  吉田 新編集委員長から,第9期編集委員会メンバーが紹介され,異議無く承認された。この委員会は会誌5月号から担当する。

8) 28回日本熱物性シンポジウム準備状況  杉山実行委員長の代理で山田雅彦委員から説明があった。実行委員会メンバーと準備スケジュールが示された。823日夕方には,プレシンポとして市民向けイベントを考えていること。Web申込みを開始するにあたり,札幌シンポHPURLを準備するとのこと。

9) 29回日本熱物性シンポジウム開催について  慣例では3年に1度は東京・関東地区が開催することになっている。そこで,4月の役員会までに実行委員長と開催場所を絞込むことを関東地区の役員へ依頼した。

10) ATPC2007準備状況  藤井実行委員長から,Second Call for Papersが配布され,説明があった。アブストラクト受付は221日まで延期したので,是非ご投稿をという呼びかけがあった。

11) 各種委員会報告  山田前編集委員長より,会誌掲載論文数が増加傾向にあること,25周年記念出版は会誌の増刊号(別冊)のような冊子体を考えていること,掲載論文をJ-Stageへ登載するため学会での作業量が多くなることなどが説明された。研究会活動報告について,大西前副会長から説明があり,「マイクロナノスケールの熱物性とシステムデザイン」は参加者28人で,これまで3回の会合を持ったこと,「建物外皮の熱物性とシステムデザイン」は参加者38人で3回ほど開催したとのこと。いずれも事前登録していなくても構わないので,是非参加して欲しいとの呼びかけがあった。また,牧野会長から,諸岡副会長を中心に新たな研究会・生活環境懇話会の立ち上げを準備中である旨の報告があった。

12) 倫理規定について  稲葉前会長から,本学会でも倫理規定が必要であり,新たなWGによって原案を策定して欲しいとの要望が述べられた。

13) 会員異動について  高橋事務局担当から,H18年会員名簿発行以後の入退会者,会員数の変化などについて説明があった。

(以上)