研究会開催記録
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「マイクロ・ナノスケールの熱物性とシステムデザイン」
第10回研究会のご案内

オーガナイザー:宮崎康次(九工大),田口良広(慶大),長坂雄次(慶大),
           馬場哲也(産総研),大西晃(JAXA),藤野淳市(福岡大)
日 時:2008年9月12日(金)13:00〜(17:00)
場 所:慶應義塾大学 三田キャンパス 東館4F セミナー室
    (JR山手線 田町駅徒歩10 分) http://www.gsec.keio.ac.jp/access.html
内 容: 第10回は東北大学 小池洋二先生に,最新のご研究内容をご紹介頂きます。質疑時間も十分に確保してあり,普段のシンポジウムでは聞けないような質問や濃い討論が出来ればと考えておりますので,ご興味のある会員の方は是非ご参加下さい。 (会員外や学生の方も是非ご参加下さい。)
(1) 13:30〜 『低次元量子スピン系物質におけるスピンによる熱伝導』
       東北大学 小池 洋二 先生
 概要:熱を運ぶキャリアとしては、フォノンと伝導電子がよく知られていますが、最近、低次元量子スピン系とみなされるいくつかの物質において、スピンが大量の熱を運ぶことがわかってきました。そのメカニズムについてはよくわかっていませんが、スピンが熱を運ぶことを利用した電気的絶縁性の高熱伝導材料への応用が期待できます。本講演では、いくつかの低次元量子スピン系物質で観測されたスピンによる熱伝導の実験結果を紹介し、スピンによる熱伝導のメカニズムを議論します。

※ 参加費は無料ですが,参加ご予定の方は人数把握の都合上,
 藤野 (fujino@cis.fukuoka-u.ac.jp)まで,事前にメールでご連絡下さい。

「宇宙材料の熱物性とシテムデザイン」
研究会年間スケジュールのお知らせ (2008年4月1日現在)

「宇宙材料の熱物性とシテムデザイン」研究会年間スケジュール
日程  講演題目   講演者  所属
2008.6.13(金)
13:30−17:00
・機能性熱制御材料 放射率可変素子の基本性能と設計 太刀川純孝 JAXA/ isas
・宇宙機の熱設計 太陽観測衛星「ひので」 秋山純子 三菱スペースソフトウェア
2008.9.19(金)
13:30−17:00
・宇宙環境と材料熱物性(仮) 岩田稔 九工大
・宇宙環境と材料開発(仮) 石澤淳一郎 JAXA/技術本部
2008.12.19(金)
13:30−17:00
・宇宙材料の熱物性測定技術(1)(仮) 熱ふく射、太陽光吸収 未定
・展開型ラジエータ材料の熱物性(仮) 未定
2009.3.19(木)
13:30−17:00
・宇宙材料の熱物性測定技術(2)(仮) 熱伝導率、熱伝導係数 未定
・太陽光発電とその熱物性(仮) 未定

・研究会会場
2008年6月13日(金)12:00〜18:00(使用時間)
2008年9月19日(金)12:00〜18:00(使用時間)
キャンパス・イノベーションセンター5階,リエゾンコーナー501
(JR山手線田町駅徒歩1分)
 http://www.isl.or.jp/campusinnovation.html

研究会のお誘い

熱物性学会では,これまでの3つの研究会に加えて,平成20年度より新たに「宇宙材料の熱物性とシテムデザイン」研究会ならびに「低温環境における熱物性の基礎と応用」(下記4および5)を発足し,現在下記の5つの研究会を開催し,参加を募集しております.
参加登録は,下記に記載の要領で受け付けております.本学会員外の方もふるってご参加ください。
1.「建物外皮の熱物性とシステムデザイン」
オーガナイザー
吉田篤正(大阪府大),藤本哲夫(建材試験センンター),大西晃(宇宙研/JAXA)
佐藤真奈美(大阪工業大学),大村高弘(ニチアス梶j,田澤真人(産業技術総合研究所)
連絡先:E-Mail:building_heat_m@yahoo.co.jp
<研究会の趣旨>
本研究会は、建物外皮で使用される材料の熱物性について、有効な測定方法を見出すことと、取得されたデータ等を整理し、今日問題になっているヒートアイランドの対策、あるいはこれからの都市空間の設計等に役立てるものである。
ヒートアイランドの問題や、都市空間の設計では建物の構造・形状、都市気象などを考慮し、総合的に検討する必要があるが、ここでは、まず熱の出入り口になる建物外皮材料の熱物性からはじめ、最終的には材料設計と建物のシステムデザインの最適化を図りながら、快適な都市空間の設計の有り方を探っていくものである。

2.「マイクロ・ナノスケールの熱物性とシステムデザイン」
オーガナイザー
馬場哲也(産総研 計測標準研究部門 物性統計科),
長坂雄次(慶応大理工学部),藤野淳市(福岡大学工学部),宮崎康次(九州工業大学)
田口良広(慶応大理工学部),大西 晃(宇宙科学研究本部/JAXA)
連絡先:E-Mail:micro_heat_m@yahoo.co.jp
<研究会の趣旨>
本研究会は電子デバイス、磁気ヘッド、光磁気ディスクなどの薄膜構造やカーボンナノチューブ等で代表されるようにマイクロ・ナノスケールの熱物性、熱拡散率、熱伝導率、熱浸透率、光学定数等の計測技術と分子シミュレーションの両面から研究会を進め、最終的にはシステムデザインに反映していくものである。

3.「生活環境懇話会」
オーガナイザー
諸岡晴美(富山大),吉田篤正(大阪府大),山田 純(芝浦工大),
薩本弥生(横浜国大),井上真理(神戸大)
連絡先:E-Mail:morooka@edu.u-toyama.ac.jp
<研究会の趣旨>
本研究会(懇話会)は、身の回りの多様な現象と身近なモノの性質についての話題を中心に、異分野の研究者・技術者が広い視野に立ち、新しい研究の萌芽を見出すこと、新しい研究仲間を見出すこと等を目的としている。通常の研究会は、より専門的な研究者が集い研究を深めていくものであるが、本研究会はそれとは意味合いを異にする。そのため、敢えて懇話会と銘打っている。「○○人寄れば文殊の智慧」を狙った会であるが、楽しく語らうのが目的であっても良いという柔軟な考えの会である。

4.「宇宙材料の熱物性とシテムデザイン」
オーガナイザー
秋山純子(三菱スペースソフトウェア),長野方星(JAXA/isas),岩田稔(九工大),
石澤 淳一郎(JAXA/技術本部),太刀川純孝(JAXA/isas),田川雅人(神戸大),
大西晃(JAXA/isas)
連絡先:E-Mail:ohnishi@isas.jaxa.jp
<研究会の趣旨>
本研究会は,宇宙という特殊な環境における材料の熱物性にスポットを当て,ミクロには真空下における低温から高温域の材料の伝熱のメカニズムを理解し,マクロにはそれらのデータを宇宙機の設計に反映させ,設計の自由度と信頼性を高める. また,新たに宇宙の研究や開発に参加する若手研究者・技術者・学生を対象に,従来の材料の熱物性や測定技術,および熱設計について解説する. そして,これら新旧技術を合わせて議論することにより,新たな材料や設計手法を見出していくことを狙っています.

5.「低温環境における熱物性の基礎と応用」
オーガナイザー
大久保英敏(玉川大),熊野寛之(信州大),関光雄(東洋製作所),
田中明美(日本女子大),堀部明彦(岡山大),山田雅彦(北大)
連絡先:E-Mail:ohkubo@eng.tamagawa.ac.jp
<研究会の主旨> 本研究会では,我々の生活環境である室温よりも低い温度を低温と定義し,この温度領域における熱物性について議論します.
人工的に低温環境を実現する機器が多様化・高度化するとともに,対象とする温度域も室温以下から絶対零度近傍まで広範囲に拡がっており,理学・工学分野だけではなく,医学,農学等々の多くの分野で正確な熱物性値が必要とされています.研究会では,低温環境における熱物性に関する現状調査を実施するとともに,低温領域の熱物性値を収集し,整理します.
低温環境における熱物性研究は,科学技術の発展に伴って高度化する要求にも応える必要があります.測定例の少ない熱物性値や信頼性の低い熱物性値に関して課題を検討し,測定が必要と考えられる熱物性値に関して,測定法や推算法,低温機器の設計等への応用に関する議論を行います. 研究会は学生の参加も可能とし,オーガナイザーが所属する大学で(5大学で計5回)実施する予定です.

<<お申し込み方法>>
ご氏名/ご所属/参加ご希望の研究会名称(『建物外皮の熱物性』『マイクロ・ナノスケールの熱物性』など)を明記/本学会員(会員種別)・非会員の別/等をご記入の上,連絡先メールアドレスまでご連絡ください。